視力低下が増えています
- 最近、目がかすむ…
- 小さい字が見えにくくなった…
- 目に違和感が…
視力低下・仮性近視・老眼・眼科病院・クリニック・視力回復・レーシック、そんな言葉が気になります。
車の運転やテレビだけでなく、最近ではパソコンやマホで目を酷使することの多い現代、異常を感じたら早めにお近くの眼科病院へ相談を!
近視や遠視で目が悪い、「メガネやコンタクトレンズが無いと物や文字がよく見えない」、というのはやっぱり不便です。
目の病気などがなければ
- レーシック手術
- 視力回復トレーニング
などの対処法があるかもしれません。
レーシックも安全になった
既にメガネやコンタクトレンズを使われている方にとって「メガネやコンタクトのいらない生活」って夢のようですよね。
視力回復に劇的な効果のあるレーシック手術。
レーシック手術(LASIK 角膜屈折矯正手術)は1990年に世界で始めて実施されて以来25年以上。日本では2000年に導入されてから20年。
当初は賛否も分かれ、一部の技術や経験のない眼科医による事故もありました。
そんなレーシック手術は世界的に近視矯正手術の主流として症例も増え、機器の進歩もあり、以前より低価格で、スピーディーかつ安全になっています
アメリカの医学誌でも「長期的に安全」とお墨付きを得ています。
実際には近視・遠視の状態やほかの目の病気、年齢などによってレーシック手術が受けられない場合もあります。
「ちょっと心配・・・」という方は、まず「無料説明会」などでレーシック手術の経験豊富で口コミ評価の高い眼科医に相談・診察をされてはいかがでしょうか
目の負担は増えるばかり
パソコンやスマホ、リモートワークなど仕事や日常生活の中で目が占める部分というのは非常に大きいですよね。目の病気にならなくても近視や老眼だけでも日常生活が大幅に不便になります。
歯医者さんの場合は歯石を取りに行ったりとかして定期的に通うこともありますが、眼科の場合には視力検査はたまに受けたりするぐらいでそういったことがなければ眼科の病院やクリニックに訪れることは少ないかもしれません。色盲や色弱など先天的な目の異常というものもありますよね。これらは神経によるものなので治す方法がありません。一方、後天的には結膜炎など感染症を除くと、一度目の病気になってしまうと治りにくい病気も多く、何年も通わなければならない場合もあります。
普段からの目のケアが重要
そのため普段から目の見え方などには自分で気をつけておきたいものです。
また最近ではスマホやパソコンで利用できる視力矯正、視力強化や視力回復のトレーニングなどもあります。
30分ごとに目を休める
また、スマホやパソコンテレビなど見る場合には、30分に一度は目を休め、遠くを見るなど目の筋肉をリラックスさせるということもとても重要です。とても地味な方法なんですが、近視の予防法として非常に効果があります。スマホのタイマー機能を利用するなどして、意識的に休憩をとるように心がけてください。
あまりにも疲れ目がひどい場合には眼科に相談
それでも「あまりにも疲れ目がひどい」といった場合には、他の目の病気の可能性もあります。近くの眼科のクリニックなど訪れるのがおすすめです。最近では、ただ目の病気の治療だけではなく、視力矯正やアイトレーニング、速読などの指導を行っている眼科も増えています。
白内障
目の病気と言うと白内障という病気は有名ですね。最近では手術も簡単になり、日帰りで短時間の手術が受けられるという病院も増えています。予防するのは難しい病気ですが、治療ができるというのは精神的に助かりますよね。
実績豊富で口コミ評価の高いレーシック実施眼科医
近視の子どもが増えている
近視の児童の割合は、ある小学校で1年生から6年生全体で半分以上、6年生では8割が禁止だと判明しました。子供もゲーム機、スマホやタブレットなど近くで小さな画面を見る機会が増えて、視力1.0を切るのが早くなっています。
この近視の増加は日本だけでなく世界で大問題になっておりWHOでも
対策が必要だ
と言ってます。
コロナ禍で急激に視力が低下
「近業」の比率が高くなっている
A君は小学1年生から眼鏡をかけていましたが3年生になってコロナで急激に視力が落ちてきました。最近では目と見ているものの距離を1 CM 単位で5秒ごとに測定できる装置があります。30cm以内の距離を見る作業、「近業」の比率が高くなっています。
学校では黒板とノートを交互に見る
学校では結構遠くの黒板を見る時がありますが、ノートをとるなど、机に向かってる時はどうしても近くなりますよね。ただ、黒板と交互に見ているので、近くだけを見続ける時間は短く、目の負担は比較的楽ですよね。
家に帰ってからはタブレットやスマホとにらめっこ
しかし問題は家に帰ってから。タブレットなどで近くを見る時間が増えてしまいます。
網膜で調整できないと眼軸が延びる
網膜でピント調整できないと、眼軸が伸びるようになります。焦点の合わない状態が続く、と眼軸が伸びた状態になってしまい、固定してしまいます。この状態で遠くの物を見ると、焦点が網膜の手前に来てしまってボケてしまいます。これが眼軸の伸びによって起きる近視になります。
眼軸は子どもでも成人より長くなっていることも
A君の眼軸は小学校4年生でも25 mm。 成人の24 mm を超える長さになっています。眼軸が伸びることで起きる近視の割合は、1年生で23.5%、学年に上がるにつれて増えて6年生だと78.3%です。
普通の視力検査では見つからない近視
この眼軸が伸びたことによる近視は、通常の視力検査では見つけることが難しいとされています。視力検査だけだと分からないということです。目を細めたりするとよく見えてしまうからです。眼軸は一回延びたら縮みません。伸ばさないように気をつけることが重要です。
成長期に近くを見過ぎないことが眼軸の延びを抑える唯一の対策法
眼軸は大人で平均24ミリですが、成長期に近くのものを見る時間が長すぎるなどで伸びてしまいます。強度の近視だと27ミリ以上となります。眼科専門医によると、目にとっては1ミリ違うだけで近視の度数はかなり違います。自分で測る方法はありませんが、眼軸の長さの測定装置もどこにでもあるものではありません。眼軸の長さだけ測る、という医療はないので、視力が悪いなど症状を伝えることが重要です。
眼軸の延びにより、緑内障など失明にいたる目の病気のリスクも数倍になる
30代で緑内障を発症
30代から近視が進行して裸眼視力は両目とも0.01という人もいます。そして緑内障を発症してしまいました。一般に視神経を傷つける原因は眼圧です。しかし、この眼軸の伸びも視神経にダメージを与えます。眼圧が正常値でも眼軸の長さが33 mmになっていたことが緑内障の原因のようでした。視神経が歪んでダメージを受けたようです。
自覚症状がほとんどない正常眼圧緑内障
視力が悪いだけならコンタクトで視力はカバーできますが、視野が減ってくる自覚症状に気づかなくて緑内障になっていたことに検査で気づきます。正常眼圧緑内障といって自覚症状がほとんどなく、40歳以上の20人に1人がかかっています。特に血縁の方で緑内障を発症している方がいれば注意してください。病気を遅らせる手術を受けたということです。
近視が原因で緑内障は3.3倍、白内障は5.5倍、網膜剥離は21.5倍起きやすくなるというデータが出ています。
近視によって認知症のリスクも増える
認知症やその疑いの割合も、視界良好な人は5.1%ですが、矯正視力が0.7未満だと13.3%になると言われています。目からの刺激が少なくなっていることによる、と考えられています。
眼科の受診が遅れやすい理由
近視では遠くが見えないことに慣れてしまっていて、眼科の受診が遅れてしまう場合があります
近視の進行を遅らせる方法とは
意外とできる!近業を減らす工夫
子供の近視予防を行っている方には近業を減らすように工夫すること。スマホやタブレットだとギリギリ30 cm 離していることもありますが、熱中していると近づきがち。でも、ゲームなどはテレビに写せば2-3 m 話すことができるので、ゲームや動画は小さな画面でなく大画面に映すことで大幅に目の負担を減らして近業を減らすことができます。
近視の進行を遅らせる「3つの20」
近視の進行を遅らせるには三つの20です。勉強の時間は20分に1回かを上げてお母さんの顔を見たりして、20秒間、20フィート=約6メートル離れた場所を見ます。リビングの端から端までぐらいの距離でしょうか。
本人の意識づけも重要です。意識している子と意識していない子で目が悪くなるスピードがだいぶ違ってくるようです。この目標・ルールを紙に書いて目につくところに貼っておくようにしました。 1日4時間の近業を2時間以下に減らすのが目標ですが、1週間で4時間を3時間に減らすことが出来ました。。一度に行う近業の継続時間が27分から19分に短縮され、20分を下回ることに成功しました。
最初は意識しないといけませんが、慣れてくれば出来そうです。
大人への効果は未検証
「三つの20」で大人の視力ダウンを抑えるかの効果は未検証ですが、眼精疲労で目の奥に痛みを感じる方には効果的かもしれません。最初はタイマーをセットして時間の感覚を身につけるのが効果的かもしれません。また、6 M というのは結構目のいい人向けのものなので、既に近視の方にはピントが合うぎりぎりのところ、もうちょっと近いところを見れば十分だということです。
屋外で光を浴びることも効果的
屋外で光を浴びることも効果的です。1000ルクス以上で1日2時間以上。屋外の木陰でも大丈夫で、強い日差しを直接浴びる必要はありません。オーストラリアの研究者が報告してます。体内にドーパミンができることで、眼軸の伸びを抑制するそうです。
近視の最新治療法
また保険適用外ですが最新治療があります。
低濃度アトロピン点眼
低濃度アトロピン点眼は一日一回就寝前に行います。1年から2年以上継続し、1か月5000円ほどです。
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーは、夜寝る時睡眠中に角膜の形を矯正するハードコンタクトレンズです。1枚片面8万円ほどです。
眼科治療の注意点
いずれも、注意点は定期的に効果と副作用をチェックするということです。定期的な眼科受診が重要です。子供のうちからやると効果があるようです。大人には十分なデータがありません。
メガネが近視を悪化させていた
実は眼鏡が近視を悪化させているのでは?というデータもあります。
眼精疲労がひどくて目が開けられない、仕事も休職しないといけないぐらいになった
という、Bさんでは眼鏡が合っていないことが原因でした。
目の負担度を数値化できる調節機能解析装置
調節機能解析装置で、眼鏡が合わないと目に負担がかかっているのを検知し、目の負担度合いを数値化することができます。距離33センチから5メートルまでで、目の負担が少なくなっている人もいれば、1メートルより近い距離では目にかなり負担がかかっている人もいます。
メガネの度が強すぎて目の負担が増え、眼軸が延びることも
遠くにピントを合わせるために作った近視用のメガネ。しかし、遠くは見えますが近くになるとメガネの度が強すぎて焦点が網膜の奥にできてしまいます。この状態が続くと眼軸を伸ばしてしまいます。眼鏡はかえって近視を進行させるという皮肉な事態です。
自分のライフスタイルに合っためがねを選ぶことが重要
どんな眼鏡を選べばいいんでしょうか。コロナで今まで外で働いてた人も、リモートで自宅でモニターだけを見れば済むようになってしまいますよね。顔自体の筋肉も重くなってしまいます。目の奥に痛みを感じるという人も増えています。眼精疲労がひどかったんですが、メガネを変えて上は遠くが見えて近くでは下の方では近くが見えるという累進屈折レンズを使います。
累進屈折レンズが効果的
累進屈折レンズは、今までの遠近両用とは違い、境目がなく自然に見ることができます。でも体も楽になったといます。1日起きてる間ほぼ全ての時間をかけている近視の人では、かなり重要なポイントですからもっと慎重に選んで、お金がかかってもいい眼鏡をかけるのが重要かもしれません。本当に表情が違いますよ。
子どもにも遠近両用めがねを活用
遠近両用は「老眼のメガネ」というイメージがありますが、今では子供から使っています。大きく分けて遠くを見る時間が長いなど3種類があります。ドライブや散歩で外出が多い方は遠くが広くてまんべんなく見えるタイプ。室内で過ごす時間が長い方には数メートルの距離が見やすい中距離が広いレンズ。近くを見る時間が長い人は、中距離と近距離を見やすいタイプを選ぶのがオススメ。
多焦点コンタクトレンズ
またコンタクトレンズも同様のものがあります。多焦点コンタクトレンズと言って同心円状になっています。中央から外に度数が変わっていって、一番真ん中は遠くを見るゾーン、真ん中は中間の距離、一番外側が近くを見るようになっています。メガネのようにクッキリは見えませんが、目が自動的に必要な部分を調整します。眼鏡や老眼鏡と使い分けても大丈夫です。
眼科で処方箋を出してもらう
自分に合ったデザインのものを選ぶということが重要なので、眼科の先生に相談してください。眼科で処方箋を出してもらえます。楽に見えるメガネにするためには
- どういう生活をしていて
- どういう用途にメガネやコンタクトを使用してるか
をしっかり伝えることが重要です。
遠くを見えれば見えるほどいい
という人がほとんどですが、時代遅れです。そういった方が「見えすぎるめがね」のために眼精疲労などで悩む人が多いです。遠くは見えますが生活には合っていないということです。今すぐ眼科に行って作り直した方がいいですね。
近視研究は日本が最先端
目が見えない体になるのは40代から注意が必要です。75年にわたって目の異変を研究してきた人たちがいます。正常な眼球は黒目の所ってちょっと出っ張ってるんですよね。しかしなかには眼球がイチゴのように凸凹に横長になってしまうんです。特に強調しなくても分かるぐらい長くなるんです。実は結構眼球の形は皆さん形が全然違うんです。年齢もバラバラです。男性と女性も混じっています。子供の頃からメガネをかけて気持ち悪かったけど我慢していたら近視になってしまったという人もいます。視力検査で一番上の子が見えない、裸眼が0.05しかないという人もいます。 中学3年生から近視になってきたという人もいますよね。受験勉強などの影響でしょうか。
近視の種類
近視には
- 弱度近視
- 強度近視
- 仮性近視
- 病的近視
というのもあります。
仮性近視は近くのものを見ていて一時的に調節機能が落ちている状態のことを言います。
失明につながる?怖い病的近視
怖いのは病的近視です。なんとこの病的近視を放置していると失明の恐れがあります。この研究を始めたのは大塚さん。長年研究を行なってるのが東京医科歯科大学です。近視研究の名誉教授になったのが大塚さんです。1911年生まれ。戦中から戦後にかけての時代に研究を始めました。当時は近視の増加が社会問題になっていました。
マユツバだった近視にならないための様々な対策
近視にならないための様々な対策が考えられました。目と対象物の間は33 CM 空けるのがいい、ということで定規のようなものをおでこに当てたりしてましたよね。遠くの海をじっと見たり山を見たりするのもいいようです。近視になりにくい目玉の運動もありました。
欧米の関心は低かった近視研究
近視は日本や中国などアジアで多かったため、「アジアの奇病」と言われていて世界的には関心が低かったようです。天井からゴミが降ってくるような部屋で、患者も一日に一人来れば良い方というぐらい研究が進められていませんでした。
近視はレンズや水晶体の異常と考えられていた
近視になると、ピントがずれたようにボケて見えます。原因として考えられていたのはレンズの異常であり、水晶体の調節能力が落ちていると考えられていました。しかし大塚さんが研究を進めていく中で、まったく別の原因を突き止めました。1951年のことです。何で近視になるのかということですよね。
水晶体の周りを毛様体筋が伸ばしたり縮めたりして調整します。対象物が近づいてくると、毛様体筋がレンズを厚くしてピントが合うようになります。大塚先生の研究前は、「毛様体筋や水晶体が頑張りすぎて、近くにピントが固定されて遠くが見えなくなる病気」だと考えられていました。
しかし大塚先生はそれだけではないということを証明しました。なんとピントがぼやけてる時に、目は眼軸を伸ばしてピントを合わせようとしているんです。奥行きを変えているということを発見しました。これは大発見ですよね。この奥に下がった眼球が元に戻らないということです。大塚先生が突き止めたのは近視のメカニズム、眼球が長くなるということです。
眼軸の延びは個人差がある
しかし、どれだけ長くなるかは人によるということです。眼球の長さ成人の平均では24ミリだということですが、長年近視の方の眼球の長さを実際に測ってみましょう。今では眼球の奥行きを正面から測れるんですよね。もちろん大塚先生の時代にはこんな機械がありませんでした。なんと26.6 mm、 27 mm もあります。近視ではない方では23 mm 24 mm という人も多いようです。一方、近視の方では27 mm 28 mm という人もいます。近視でない人の目の長さは平均で23.1 mm、近視の人は25.3ミリです。
近視の理由は子供の頃からの生活習慣
近視になるひとつの理由が、子供の頃からの生活習慣です。長時間近いところを見る生活を続けていると、眼軸が伸びてしまうことがあります。しかもいったん延びた眼球の長さは元には戻りません。
眼球の後ろが変形する病的近視
さらに病的近視になると目が伸びるだけでなく後ろの方が変形してしまいます。大塚さんの研究を引き継いだのが所さんです。1974年、世界で初めて強度近視外来を設立しました。実際に近視の症状を診察していると、思いもよらない症状の方がたくさん出てきました。
様々な目の病気の症状
動画を見ているとまっすぐなはずの赤いバーが激しく波打っています。休みをとっても症状が治まらずどんどんいろんな直線が歪んで見えてしまいます。遠くの方を見ると蜃気楼のようにもやもやと見えます。だんだんひどくなって時々気持ち悪くなるということもありました。
美術館で薄暗い部屋に入った時に急に何も見えなくなりました。絵画にはもちろんライトは当たっていますが、絵ではあることがわかりましたが、絵自体は見えませんでした。鍾乳洞に行っても見えなくて歩くのが怖かったということです。
また卓球を教えてる人も視野が欠けてきたということで両端が見えなくなってジャッジが出来なくなってきました。慣れた道を歩いていることすらままないらなくなりました。暗くなると周りの様子がわからず、何かにぶつかったり足を踏み外したり歩いてくる人が分からなくてぶつかったりといったことがあります。視野がこれ以上狭くなるのが心配です。
ただの近視とは思えない特殊な症状ですよね。こんな特殊な症状も失明する可能性につながるということです。
近視は遠くが見えないだけかと思っていましたが、そういうことではないんですね。しかし今ではこんな症状でも、ちゃんと見つかれば治療も可能になってきています。
病的近視とは
近視は眼球が伸びることですが、病的近視とは、目の奥が伸びた後にさらにまた部分的に膨らんでしまった場合です。目の奥には網膜や黄班、視神経など物を見るのに重要な器官がありますが、そういったものが膨れてダメージを受けて失明に至ります。こんな凸凹があるかどうかが病的近視かどうかの境目です。
ある調査によると40歳以上の人のうち1.7%が病的近視だと報告されています
こういった目の変形に注意が必要だということです。網膜の黄斑が変形すると黄斑変性という病気になったり、網膜が剥がれる網膜剥離になってしまったりします。神経が圧迫されて緑内障のような症状が出ることもあります。こういった合併症の予防や治療法を研究してるのが大野京子さんです。先端近視センターがあります。近視外来での診察は最初は誰も興味を持ってる人はいませんでした。研究分野としてはマイナーでしたが、スマホや IT時代になってますます注目されています。目がそれほど長くなくてもボコっと変形する人はいますが、目の長い方は病的近視のリスクファクターになりますので、27ミリより長い方は特に注意が必要だそうです。
遺伝的な要因が強い
そもそも病的近視になりやすい人というのは、遺伝的な要因が強いようです。家族内に強い近視の方がいる方は要注意で、遺伝的なものが9割ぐらいと考えられています。以前からの機器オートレフケラトメーターでも、道路の奥の気球がぼやけたりくっきり見えることで、視力を測ることができるようになりましたが、最新機器では OCT という光干渉屈折計というものがあり、眼球が横から見えるようになります。
OCT 光干渉屈折計
目の奥の伸びる部分が撮影できます。正常な場合は綺麗にまっすぐと網膜が延びていますが、病的近視になるとグッと膨らんでいて、網膜も薄く引っ張られてしまっています。危険ですね。
今まで眼の検査で簡単に見られなかった断面が見れて、組織の厚みやカーブを見られるようになりました。画期的な機械です 開業医でも増えていますが、網膜や神経が傷ついていたり症状がある方はOCT検査をする場合があります。しかし症状がない近視の方には、なかなか申し出がない限り行われることはないということです。
病的近視の治療法3つ
病的近視の治療法は今三つあります。病的近視で失明を起こす合併症のうち、黄変黄斑変性に関しては抗VEGF薬を目の中に注射することで予防することができます。目の表面を目薬で麻酔するので、細い針で目の中に入るのでほとんど痛みを感じないうちに終わります。
2番目は緑内障の目薬になります。なるべく早く発見して進、行しないように目薬をさすのは重要です。
三つ目は網膜の手術で、網膜剥離や網膜分離を起こしやすいため、こういった合併症が起きたら網膜を元の状態にする手術が必要です。眼球の奥の膨れた部分が戻ることありませんが、現在は膨れた部分の外側の皮膚を厚くしてそれ以上膨らむことを防ぐ治療法が研究中です。
深刻な目の病気をなるべく防ぐためのポイント
この研究してる先生も眼球が28mmあるそうで、目は圧力に弱いので、目に圧をかけず、
- 触らない
- こすらない
- 目をぎゅっとつぶらない
など目に機械的な圧をかけない生活をするというのが重要です。
コンタクトレンズを乗せるぐらいなら全く問題ないということです
早期発見早期治療すれば、生涯目が見える状態を保つことができます。失明を回避できる時代が来ました。正しく知って正しく付き合うことが重要です。
早期発見のためのセルフチェック方法
早期発見のためのセルフチェック方法があります30cm四方の紙に5mm四方のマス目を書いて、片目を閉じた状態で三十センチ離して、中央の黒い点を見ます。
- 線が歪んだり
- かけて見えたり
- 中心が暗く見えたり
する場合には眼科に行ってください。
- 柱や床が歪んで見える
- 暗い場所に入ると見えなくなる
- 目の前に飛ぶものが見える
- 夜間の運転時、対向車が見えづらい
- 段差が分からず転びそうになる
- 歩いていて人や物にぶつかる
- 何もないのに光が見える
- 標識が見づらい
といった症状です。
OCT 検査はこういった症状などを聞いて、医師が総合的に判断して検査を行うかどうかが決めます。でも、悪くなる前に知っておくということで光が見えますよね。 視界が歪む症状だった方も、目に注射をする治療で改善しました。美術館の絵が暗かったということも手術を受けて結果が良好になりました。世界的に近視の患者は増えていてさらに増えそうです。日本で研究して勉強しようと海外からも留学生が増えています。エジプトや中国からも学びに来ています。世界のリーダー的存在になっています
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